私が 国際結婚をしたのは 普通の人よりも遅く 33歳の時でした。
それまでは 両親には 結婚しないで一生独身で過ごす娘。。
と思われていたようです。
約6年間の遠距離で お付き合いした後、結婚し 色々検討した結果 バリ島に移り住むことになりました。
子供を妊娠した時は 38歳 もう高齢出産と言われる域に既に達していました。
子供が嫌いなわけでもなく、ただ 仕事に追われて その年までは子供が出来なかったのです。
38歳での妊娠は 今まで経験したこともない 充実感と どんどんお腹が大きくなっていく
自分の様子が おかしく 寝返りやうつぶせが出来なくなって 束の間のストレスを感じたことを 覚えています。

妊娠中は 現地バリ島のお医者さんに診てもらっていましたが、バリ島では 2~3人兄弟が多く 産婦人科は いつも混んでいます。少子化の日本では考えられないくらいの、妊婦さんが勢ぞろい。。多い時は60人待ちとかで 驚かせられました。
私の年で初産を経験する人が居なかったようで、色々心配もされましたが、一回もつわりの経験もなく 体調不良にもならず 体重の増加も 普通に増加していったので、順調そのもの。
8カ月経過しても まだ逆子だったので、高齢出産という懸念もあったので お医者さんのすすめにより 帝王切開で出産をすることを決めました。
入院する 2日前まで 普通に仕事をこなしながら 普通に生活していたのが幸いしたのか、大きいお腹以外に、本当に妊娠していることを忘れることがしばしば。。
出産時には 看護婦さんに血圧が低すぎる。。と心配されましたが、確かに私の体は いつも低血圧なんで、大丈夫! お医者さんのフォローもあり 無事5日後に退院。バリ島では 日本と違い欧米のスタイルで出産後の入院は 自然分娩の方は1~2日で退院、帝王切開の方は3日ぐらいで退院なのです。
私はどうにか5日間粘り、退院させられましたが、退院の時 術後の痛みを抱えながら どうやって子育てするの~??と一気に不安になりました。。
出産した後に、子育ての方法など 無知なことが沢山あったので 少しく困惑もありましたが、優等生の息子のおかげて 夜泣きもなく、大きな病気もなく 育ってくれました。
母乳は約2カ月ほど その後は市販のミルクで 仕事に疲れた 私は 時折り 朝まで寝過ごし ミルクを忘れたことも 何度かありましたね~。
今から考えると 妊娠中に良く話しかけたり 歌を歌ったりしてコミュニケーションを取り
出産後は やはり直ぐに働いていたため、家に帰宅したら、必ず体調チェックなどのスキンシップを行っていたので、まわりの人々にも助けられながら 子育てをしてきた感じです。
息子が生まれて 面白かったことは 生まれて初めて 話しかけた言葉は 私はインドネシア語で
家の旦那さんは日本語で話しかけていたことです。
どちらの親も きっと 自分の子供は外国人。。と思っていたのかもしれませんね~。
次に続きます~。


